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皆さんこんにちは!
東京都荒川区を拠点に電気設備工事・通信工事を専門としており、大手建設現場やオフィスビル・店舗、一般住宅まで大小様々な規模の電気工事を手掛けている
株式会社松本電設、更新担当の富山です。
今回は、新築住宅やオフィスを建てる際に欠かせない**「配線工事」について詳しくお話しします。
配線工事は、完成後には壁の中に隠れてしまうため、普段あまり意識されません。
しかし、ここをしっかり計画しないと、「コンセントが足りない」「Wi-Fiがつながりにくい」「エアコンが設置できない」**など、暮らしの快適さを大きく損なう原因になります。
それでは、基本の流れと注意ポイントを詳しく見ていきましょう!
新築工事における配線工事の役割は、電力や通信のインフラを建物内に安全・効率的に配置することです。
現代の暮らしでは、電気の利用シーンが非常に多様化しています。
冷暖房機器(エアコン、床暖房)
キッチン家電(IH、オーブン、食洗器)
情報通信機器(Wi-Fiルーター、スマート家電)
照明や防犯カメラ
これらを正しく配線しなければ、快適性・安全性・省エネ性能に大きな影響を与えます。
配線工事は、建物の骨組み(躯体)が完成した後、壁や天井を仕上げる前に行います。
一般的な流れは以下の通りです。
電気配線図を基に、コンセント・スイッチ・照明・LAN配線の位置を決定
キッチンや洗面所など水回りの電源容量も確認
将来的な増設も考え、予備配管・配線を入れておくのがベスト!
壁の中や天井裏に、配線用のPF管やCD管を敷設
電線を通す際は、曲げすぎや損傷に注意(絶縁被膜を傷つけるとショートの危険あり)
エアコンやIHなど、大電流を使う機器用には専用回路を設置
配線したケーブルをスイッチやコンセントボックスに結線
接続部分は確実に絶縁処理をし、感電・漏電防止
絶縁抵抗値試験、導通試験などを行い、安全性を確認
法定検査や電気主任技術者によるチェックが必要なケースもあります
新築時にありがちな失敗が、「コンセントの数と位置」。
リビング:テレビ周り、スマホ充電、ゲーム機など
キッチン:炊飯器、電子レンジ、ポット、食洗機
書斎:PC、プリンター、Wi-Fi機器
将来のライフスタイルも考え、多めに配置するのが基本です。
使いやすさを考えた位置に設置することが大切。
例)
寝室:ベッドサイドで照明のON/OFF
廊下:両端にスイッチを配置
ブレーカーの容量不足はNG!IHやエアコンなどの高負荷機器を考慮し、専用回路を確保
オール電化住宅では特に重要!
LAN配線や光回線の引き込み位置は、Wi-Fiが家中に届く設計にする
将来的なIoT化に備え、LANケーブルや配管を余分に敷設しておくと安心
電磁波対策や感電防止のため、家電用にアースを取り付ける
電気工事は感電や火災リスクを伴うため、必ず有資格者(電気工事士)が施工します。
さらに、建築基準法や電気設備技術基準に従って設計・施工を行うことが必要です。
DIYでやるのは非常に危険なので避けましょう。
新築工事での配線は、後から簡単にやり直しができない工事です。
便利な生活を送るための使いやすさ
長期的な安全性と省エネ性能
将来のライフスタイルの変化にも対応できる柔軟性
この3つを意識して計画・施工することが大切です。
次回もお楽しみに!
株式会社松本電設では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
東京都荒川区を拠点に電気設備工事・通信工事を専門としており、大手建設現場やオフィスビル・店舗、一般住宅まで大小様々な規模の電気工事を手掛けております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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